融資についての基礎知識

融資の格付け

 

融資の格付けというのを聞いたことがありますか?融資の格付けというのは銀行などの金融機関がこれから融資をする相手に対して格付けを行うことを融資の格付けと読んでいます。

 

 

たとえば銀行の融資の格付けで正常先という格付けは、業績も安定していて良好な企業で財務内容も全く問題がない融資先をいいます。そして融資の格付けにおいて要注意先というのは、金利免除といった融資条件に何か問題がある企業や、融資の支払いが遅滞している会社、業績があまりよくない会社などを融資の格付けで要注意先と読んでいます。

 

 

銀行の融資格付けはほかにも破綻懸念先というのがありますが、これは事業を続けてはいるのですが実際には債務超過の状態で融資の返済が地帯状況だったり金融機関がなくなる可能性が高い所を融資の格付けでは破綻懸念先といっています。

 

 

このほか銀行融資の格付けには、実質破綻先や破綻先といった融資の格付けもありますから、いろいろと銀行が融資をする相手の事業内容や今の経営状況を見て格付けをしていることがよくわかります。

 

 

融資の格付けには、自己資金比率などの経営分析数値や不良債権があるのかないのか、借入依存度などがかかわってきてこれらが融資格付けに影響を与えています。